交通規制の警備員10人が流され内2名が死亡 西日本豪雨 岡山県総社市

 2018年7月6日 西日本豪雨の岡山県総社市日羽において

 国道180号を通行止めにするため交通規制に当たっていた警備員10人が流されるなどし、内2人の警備員が死亡しました。
 2018年6月28日から7月8日頃にかけて発生した「平成30年7月豪雨」

 通称:西日本豪雨のなかの2018年7月6日午後8時過ぎ、

 岡山県総社市日羽の国道180号を通行止めにするため警備員10人が現場に到着。

 現場到着時には既に膝の辺りまで冠水しており、午後9時半ごろに水は胸まで達する状況となった。 

 警備員の他、現場で立ち往生していた一般車両の男女4人を含む14人が濁流にのまれるなどした。

 濁流により行方が分からなくった警備員2名が後に遺体となり発見されました。


 7月21日 岡山県総社市日羽の国道180号では、

 全国警備業協会の青山会長が献花、亡くなった警備員2人の追悼を行いました。



 管理人こと、とある警備員指導教育責任者の所感として、

 集中豪雨による冠水や落雷等の災害時、

 機械警備の遠隔監視の断線。その他臨時警備等により警備員が派遣されることがあります。

 今回の西日本豪雨による死亡事故では、

 災害により警備員自身に危険が伴う警備に際し、どの段階で警備を中止するか。

 契約・警備計画においても中止に関する取り決めを明記する。

 中止に関する判断基準を定めるなど、同様の事故が二度と発生しないよう、警備業界全体としての対応が求められる事故であったと感じられます。

 警備業務に従事し、その過程で亡くなった警備員2人のご冥福を心よりお祈りいたします。


 警備員死亡等の重大事故については、

 警備員の道 > 警備業 > 警備会社の安全衛生

  > 警備員の死亡労災事故(重大事故)事例
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コメント

No title

 お疲れ様です。
 一般の方より危険に敏感であるべき警備員が…という視点では遺憾にも思いますが、
契約に縛られる立場ということもあり、彼等を指揮する立場の者や、契約先・発注者の側にも配慮を願いたくも思います。
 記事からだけでは読み取れませんでしたが、もしかして「現場で立ち往生していた一般車両」の存在も判断に影響したのでしょうか…
 末筆ながら亡くなられた警備員2名のご冥福をお祈りいたします。

Re: No title

 猫乃介さん、お疲れ様です。
 詳しい情報がないため推察でしかありませんが、業務内容が水害による通行止めであり、職務の目的と重なったために警備員の逃げる判断を遅らせたように感じられます。
 他の業務を実施していたのであれば、早期に避難をしていたのではないでしょう・・
 「現場で立ち往生していた一般車両」、真に一般車両が巻き込まれないため実施していた業務であるだけに、私も大きな影響を与えたように感じます。
 派遣された現場で、より柔軟に警備員自身が業務を中断する判断を下せる体制造りに向け、警備業界が2人の犠牲を忘れることなく行動に繋げることを期待したいですね。
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