屋内イベント会場における警備業務の適正な実施についての協力要請

 警察庁生活安全局生活安全企画課より、全警協(全国警備業協会)に対して東京都渋谷区内では発生したライブハウスの放火未遂(殺人未遂)事件により適正な業務実施についての通達がだされています。
 幸いにも今回の事件について犠牲者を出すことなく、未遂で終わることとなりました。
 しかし、閉鎖された空間での放火事件は、2001年9月1日に発生し、44名が死亡したいわゆる「歌舞伎町ビル火災」を思い出させます。
 不特定多数が集まるイベント警備において、その不審者の発見と危険物の持ち込み防止がいかに難しいかは言うまでもありません。
 また、イベントの運営上十分な安全対策を実施出来ないことも事実です。
 
 それはそれとして、我々警備員は万が一を意識し、事故・事件発生時に避難誘導。
 会場・施設の消火器・消火栓等の非常用具の場所を再度確認し、速やかに対処できるように気を引き締めなければいけませんね。

 「歌舞伎町ビル火災」のあと、非常階段や防火扉等の防火設備の運用状況について大幅に改善されました。
 しかしながら、防火設備の前や下につい物を置くこともあります。
 これを機会に改めてそれら設備状況を確認し、緊急時に備えてたいものです。
 特に一度事件がおきると、その模倣犯が同様の事件を起こす可能性もあることを頭にいれての行動が必要ですね。

事件により各機関に出された通達内容(外部リンク):
総務省消防庁>「ライブハウス等における防火安全対策について」等関連文章
http://ns2.fdma.go.jp/concern/law/
tuchi2309/pdf/230915_jimurenraku.pdf

 (全国警備業協会に対する要請文は、上記の4枚目です。)


<以下、新聞記事>
・2011年8月31日23時42分 毎日新聞
「<渋谷ライブハウス>男がガソリンまく…殺人未遂容疑で逮捕」
 31日午後8時50分ごろ、東京都渋谷区宇田川町4のライブハウス「チェルシーホテル」から「何者かが催涙スプレーをまいた」と119番があった。東京消防庁によると、現場にはガソリンのにおいが充満し、10人が「気分が悪い」などと体調不良を訴え、10~20代の女性6人を病院に搬送。いずれも軽症で、意識ははっきりしているという。店員らが大阪府茨木市春日5、無職、島野悟志容疑者(23)を取り押さえ、警視庁渋谷署は殺人未遂と現住建造物等放火未遂容疑で現行犯逮捕した。
 ◇容疑者「焼き殺そうと」
 渋谷署によると、島野容疑者は調べに「ガソリンをまいて火をつけ、人を焼き殺そうとしたことは間違いありません」と容疑を認めているという。島野容疑者はスプレーもまいたとみられ、詳しい経緯を追及している。
 逮捕容疑は、同日午後8時45分ごろ、持ってきたバケツに入っていたガソリンのような液体をライブハウスの床一面にまき散らし、不特定多数の観客らを殺害しようとしたとしている。
 観客らによると、ライブハウスでは午後6時半から無料ライブが行われ、100人以上が詰めかけていた。全員が避難したが、一時大混乱した。
 東京都八王子市の大学1年の男性(19)は「ライブを楽しんでいると男が突然、スプレーをまき、目と鼻、のどが痛くなった。男が取り押さえられた時に近くのバケツが倒れて液体がこぼれた後、ガソリンのにおいがした。気分が悪くなってライブハウス内で座り込んだ人もいた」と話した。
 千葉県船橋市の高校2年の女性(17)は「スプレーの音がした直後、鼻とのどがつーんとした。店員から逃げろと言われて慌てて逃げた。男は黒い帽子にTシャツ、緑のズボン姿で、取り押さえられた時に『離せー』と叫んでいた」と話した。
 現場はJR渋谷駅の北西約500メートルにある繁華街の一角。

・2011年9月8日11時54分 読売新聞
「ライブ店殺人未遂「土浦通り魔事件現場行った」」
 東京都渋谷区のライブハウスに8月31日夜、ガソリンがまかれた事件で、殺人未遂容疑などで現行犯逮捕された島野悟志容疑者(23)(大阪府茨木市)が警視庁の調べに、「上京後、茨城県土浦市で起きた通り魔事件の現場も見に行った」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。
 島野容疑者は、東京・秋葉原で起きた無差別殺傷事件現場も行ったとしているほか、過去の大量殺人事件に興味があったとの供述もしているといい、同庁は、複数の通り魔事件などの現場を見て回っていた可能性があるとみて調べている。
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