京都市左京区養徳小学校プール事故 小学生1年生女児が溺れ重体→死亡

 熊本市小学校プール事故につづき、

 京都市左京区大久保町 養徳小学校にて小学1年女児が溺れるプール事故が発生しました。

 平成24年8月1日、女児がお亡くなりになったことにより追記しました。

 平成24年8月21日、事故原因に関する報道があったことにより追記しました。

 平成25年8月16日、第三者委員会による再現検証により追記しました。
 (この記事の「・・・平成24年8月1日 追記・・・」までは亡くなった報道の前に記述したものです。)
 溺れた児童の一日でも早い回復を心よりお祈ります。
 
 プールで児童が犠牲のとなる溺水事故が再び発生したことについて、誠に残念でなりません。


 今回の事故で特筆したいことは、

 報道された記事を見る限りにおいてのプール監視の体制は、

 ・1~3年の児童
 →遊泳する児童の学年が限定されていた。

 ・68人の児童を3人が指導、監督
 →遊泳人数に対する指導監督人数が少ないとは言えない。

 ・3人の教諭
 →プール運営は学校であり監視に関する責任の所在が明確であったと思われる。

 ・午後1時ごろから遊泳を開始、1時40分ごろ、いったん休憩を取って教諭が児童全員の健康状態や人数を確認
 →事故防止の為の適切な休憩の実施。
 →さらに健康状態や人数についても確認していた。

 ・プールサイドに引き上げて心肺蘇生を行った
 →現場において適切な応急措置を実施していた。

 など、そのプール監視体制(安全確保の為の措置)について

 現在のプール監視に関する社会通念上の基準と比較して、一見すると十分と思える体制であったことです。


 報道された内容について、

 総てを鵜呑みにすることはできません。

 しかしながら、改めてプール監視業務の難しさを表してる事故であると感じます。

 再発防止のための事故原因の究明が望まれます。


 また、これ以上同様の事故が起きないよう、

 全国のプールにおいて安全管理に尽力する教諭・PTA・監視員・職員・警備員の方々。

 その名称。立場に関係なく児童等の命にかかわる重要な業務です。

 暑い中で大変な仕事ですが、事故防止のため頑張ってください。


 ・・・平成24年8月1日 追記・・・

 7月31日溺れて意識不明の重体だった女児は、搬送先の病院でお亡くなりになりました。

 ご冥福をお祈り致しますとともに、ご遺族に心よりお悔み申し上げます。

 警備業としてプール監視業務に関わる者として、

 このような事故が再び発生したことに対して残念でなりません。

 今後の事故調査によって、

 報道発表内容だけではなく、実際のプール監視の状況がどうであったか?

 その時の実際の状況が解明され、その事故原因と責任の所在。

 また、2度とこのような悲惨な事故とならないよう改善されればと切に願ってなりません。

 ・・・平成24年8月21日 追記・・・
 8月21日の報道より、事故原因に関して次にことが見えてきています。

 ・水位を約10センチ高くしていたにもかかわらず、当日の監視担当教員に伝わっていなかった
 →プールの危険性を軽視、または引継ぎ等のルール付けがなかった可能性が大きい。

 ・学校が低学年向けに想定する60~90センチを20センチ上回り、1年生には初めての深さ
 →遊泳する児童の学年が限定されたいたにもかからわらず、安全に利用できるプール状況ではないにもかからわずにプール解放を行った懸念が強い。

 
・・・平成25年8月16日 追記・・・
 8月15日の報道より、

 京都市教育委員会の第三者委員会は、

 8月19日に児童30人の協力を得て再現検証を行う予定。

 現時点での京都市教育委員会の見解では、

 ・水深が低学年使用時より20センチ深くなっていた
 ・ビート板の使用方法
 ・監視のあり方
  3点が複合的に重なったとしたもとしながらも直接原因は不明とのこと。

 

 事故後、「浅田羽菜さんの家族とともに歩む会」

 として友人有志で立ち上げ、

 京都市立養徳小学校で起きたプール事故訴訟に関する状況等を発信するサイトが開設されています。

 思いを寄せられる方がいましたら、参考まで。

 外部リンク:
 「浅田羽菜さんの家族とともに歩む会」
 http://hanabana.jimdo.com/


 あらためて事故の原因究明と、

 再発防止に向けた具体的な動きにつながるよう願うばかりです。
 
 しかしながら検証に参加する児童を含め関係者のことを思うと、

 なんともいたたまれない気持となります。



<以下、各ニュース記事より抜粋による引用>
・「小1女児、小学校のプールで溺れ重体 左京区」
 2012年7月30日23時9分配信(7月31日11時09分更新) 京都新聞
 30日午後1時50分ごろ、京都市左京区田中上大久保町の養徳小で「女児がプールで溺れた」と女性教諭から119番があった。救急隊が駆けつけると1年の浅田羽菜さん(6)が心肺停止状態で、病院に救急搬送されたが、意識不明の重体という。
 市教育委員会によると、この日は学校主催のプール開放日で、午後1時ごろから1~3年の児童68人が泳ぎ、3人の教諭が指導、監督していた。1時40分ごろ、いったん休憩を取って教諭が児童全員の健康状態や人数を確認した後、再びプールに入って自由に泳いでいたという。
 市教委の説明では1時45分ごろ、女性教諭が水に浮いている浅田さんに気づき、プールサイドに引き上げて心肺蘇生を行った。搬送先の病院で心拍は回復したという。
 プールは水深1メートル、長さ25メートル。


・「重体の女児死亡 左京・養徳小プール事故」 8月1日追記
 2012年7月31日(火)22時59分配信 京都新聞
 溺れて意識不明の重体だった1年の浅田羽菜(はな)さん(6)が31日午後5時18分、搬送先の病院で亡くなった。

・「監視教員に水位上昇伝わらず 養徳小プール死亡事故」 8月21日追記
 2012年8月21日(火)9時29分配信 京都新聞
 事故の3日前に水位を約10センチ高くしていたにもかかわらず、当日の監視担当教員に伝わっていなかったことが20日、分かった。同日夜の保護者説明会では、児童に合わせた監視態勢や水深の基準がなかったことに批判が集まった。
 浜島后江(きみえ)校長によると、水位を高くしたのは高学年の水泳指導のためで、低学年の監視を担当した教員3人には知らされていなかったという。
 事故当日の水深は、学校が低学年向けに想定する60~90センチを20センチ上回り、1年生には初めての深さだった。


 ・プール監視業務について
 詳しくは、プール監視の道
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