プール事故事例 2012年一覧

 平成24年(2012年)のプールにおける重大事故の記事を纏めました。

 8月17日、8月24日、9月3月、9月5日残念ながら4件の事故を追記しました。

 亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、治療を受けている方の一日でも早い回復をお祈りいたします。
 夏季プールシーズンの真っ只中ですが、

 8月に入ったことにより今年のプール監視業務も折り返しとなりました。

 お盆の連休を前に、現時点で発生し報道されたプールにおける重大事故の記事を纏めました。

 監視にあたる職員・アルバイト等も業務に慣れ、油断が多くなる時期にもなります。

 残りの期間、事故なく過ごせるよう注意喚起に是非役立てて下さい。

 なお、この記事の掲載以降に新たな事故が発生した時は追記する予定です。

 追記するような事故が発生しないことを心より願っています。


 平成24年9月4日 事故の抜粋を整理し、

 ホームページ「プール監視の道」に掲載しました。

 掲載したページ:プール監視の道 > プール監視の歴史 > 水難事故の発生件数
 > 平成24年プール事故事例の一覧

<以下、主なプール事故の報道記事を抜粋>
・7月2日 東京都世田谷区千歳台 外保育施設「バディスポーツ幼児園世田谷」
 2歳児おぼれ一時心肺停
 監 視 職員2人
 プール利用者 45人
 容 体 女児はその後、回復して命に別条はない
 水深等 水深約70センチのプール
 その他 マニュアルが整備されていなかった。


・7月9日午前9時10分ごろ 埼玉県鴻巣市赤見台 市立赤見台中学校
 中学1年生女子、一時意識不明 
 監 視 保健体育教師3人が指導
 プール利用者 1年生2クラス 男女計63人
 容 体 心肺機能は回復したが、意識不明の重体
 水深等 25メートルプール
 救 護 教師が女子生徒を引き上げて救助。
     現場で人工呼吸、自動体外式除細動器(AED)使用。
 その他 体育の授業中の泳力検査


・7月25日 熊本市西区花園6丁目 市立花園小学校プール
 小学2年生女児(7)、溺れ重体
 監 視 保護者5人と警備会社の男性職員
 プール利用者 小学1~3年 約70人
 容 体 意識不明の重体
 水深等 90センチ~110センチ 25メートルプール
 その他 PTAが児童らにプールを開放していた。
 詳しくは、
 熊本市小学校プール事故 小学生2年生女児が溺れ重体


・7月31日 愛知県岡崎市暮戸町 市立矢作中学校プール
 中学3年水泳部員 意識不明
 監 視 水泳部の活動
 プール利用者 
 容 体 肺に水が入った状態で意識不明の重体
 水深等 
 その他 2000メートルの練習メニューをこなした後、クールダウンのために潜水状態で75メートルを泳ぎきった後


・7月30日 京都市左京区田中上大久保町 養徳小学校プール
 小学1年生女児 意識不明後、死亡
 監 視 教諭 3人
 プール利用者 1~3年の児童68人
 容 体 翌31日、搬送先の病院で死亡
 水深等 水深1メートル 25メートルプール
 その他 学校が低学年向けに想定する60~90センチを20センチ上回り、運営マニュアルも整備されていなかった。
 詳しくは、
 京都市左京区養徳小学校プール事故 小学生1年生女児が溺れ重体→死亡


・8月13日 富山市星井町 高齢者福祉施設「市角川介護予防センター」
 69歳女性 死亡
 監 視 監視員・職員 2人
 プール利用者 17人
 容 体 救急搬送先の市内の病院で死亡
 水深等 1メートル 歩行用プール


・8月16日 群馬県中之条町 町営「中之条町ふれあい町民プール」 8月17日追記
 5歳男児 意識不明の重体
 監 視 監視員 3人
 プール利用者 約80~100人
 容 体 病院に運ばれたが意識不明の重体。
 水深等 50メートルプール
 詳しくは、
 中之条町プール事故 5歳男児が溺れ重体 へ


・8月18日 香川県小豆島町吉田 「マリンリゾートホテル シータイガーアイランドイン」屋外プール 8月19日追記
 4歳女児 重体
 監 視 いなかった
 プール利用者 子供3人だけでプールで遊んでいた
 容 体 病院に運ばれたが意識不明の重体
 水深等 水深1.1メートル


・8月23日 茨城県五霞町冬木 認可外保育所「東関東子育てサポートセンター」家庭用プール 8月24日追記
 3歳女児 死亡
 監 視 女性職員が別の園児の保護者の応対のため約5分間そばを離れていた。
 プール利用者 
 容 体 救急車で病院に搬送されたが、意識不明の重体。その後、死亡
 水深等 縦135センチ、横100センチ

・8月31日 滋賀県彦根市松原町 「滋賀県立彦根総合運動場スイミングセンター」屋外プール
 素潜りの練習をしていた26歳 消防職員
 プール利用者 1人だけ
 溶 体 意識不明の重体。後、搬送先の病院で死亡
 水深等 水深1.2メートル 25メートルプール
 その他 沈んでいる男性を監視員が救助した。

・9月 4日 東京都葛飾区亀有 葛飾区立亀有中学校
 中学2年生男子 意識不明の重体
 監 視 水泳授業による指導教諭2人
 プール利用者 2クラス60人
 その他
 保健体育の授業中、5分間得意な泳法で泳ぎ続ける練習の最中に沈んだ。
 後続の生徒が気付き、恐怖が引き上げて救命措置を実施したが意識がなく、病院に搬送された。


・この他 管理人より

 これまで大きな事故を経験したことがないプールでは、

 重大事故の報道を見てもプール監視について未だ安易に考えてる施設が多くあります。

 実際、今年の事故事例でもあるように、

 泳げる利用者「中3水泳部員」

 水深の浅いプール「水深約70センチのプール」

 一見して安全だと思われる状況でも、プール事故はいつ起きるかわかりません。

 幼児用プール等の水深30㎝程度でも、保護者が目を離した僅かな隙に溺れることもあります。

 小さな事故であっても、いずれ大きな事故と繋がる事案であると認識することが重要です。

 大きな事故の報道だけでなく、

 実際に自らが関わるプールで発生した小さな事故、ヒヤッとした体験などを共有し、

 事故の芽を早期に摘み取ることが重要です。


 ・プール監視業務について
 詳しくは、プール監視の道
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