施設特有の外出対策に重点をおいた施設の外部侵入対策の脆弱さを思い知られます。

 相模原の障害者施設殺傷事件の報道を見ると、

 施設特有の事情により、外部侵入対策ではなく内部からの外出対策に重点があったのでは?と感じます。

 このような施設において、外部侵入対策を強化することは非常に大掛かりな対策以外ではかなり難しく感じます。
 相模原の障害者施設殺傷事件につきまして、

 犠牲となり亡くなった方々に謹んでお悔やみ申し上げます。

 また、現在治療されている方々の回復をお祈り申し上げます。


 職業柄、警備という視点で今回の報道を見ると、

 多数の防犯カメラがあり、防犯対策をしながら防ぐことが出来なかった点について、

 施設特有の事情により、従来の考え方による防犯対策では十分な外部侵入対策を実施することが困難であったのではないか?と感じます。


 介護等の宿泊施設では、

 外部侵入対策と内部からの外出対策を合わせて行う場合があります。


 施設内に人がいる建物について、外部からの侵入対策を行うためには、施設内部に設置する警備センサーは内部の人に反応して誤検知するため、大半が使用することが出来ません。

 かといって施設の外周全てに個別にセンサーを設置することは、通常の防犯設備と比較しかなり大掛りになります。

 大勢の生活の場を提供する施設である以上、今後の対策についてどうすべきなのか?

 夜間などの職員が少ない時間帯において、十分な防犯体制を確保することが今後の介護に必要な要件の一つとして求められるのかもしれません。


 直帰の対策としては、

 簡単に職員を増やすことが出来ない場合、緊急事態を即座に通報する非常押しボタン等を職員が携行するなど、悲劇が繰り返さないよう対策が図られることを願うばかりです。
 

 このような事件の対策について、

 これまで学校等が対象であったため、刺又等の普及や防犯訓練等が実施されてきました。

 前提条件に職員が少ない施設である場合、相応の防犯対策モデルが関係省庁より策定され周知されることを期待します。


 また、余談ですが今回の一見では施設に警備員もいたとのこと。

 凶器を持つ相手に対しての対応。刺又の使用について再教育を行い、備えを向上させる必要も感じさせられ、刺又の使用方法の紹介について、一部見直しを行いました。


 刺又の使用方法について詳しくは、

 警備員の道 >警備員教育内容 > さすまた(刺又)の使い方

 本内容は、現時点までの報道を見た範囲での管理人の所感であり、事実が不明な中での憶測です。

 事件の本質や問題点について、今後の捜査で明らかにされ必要な対策が図られることを願います。
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