大手警備会社のALSOK 空港保安警備において5年以上にわたり警備業法の配置義務違反

 週刊文春 2020年2月6日号において、大手警備会社のALSOK(綜合警備保障)の宮崎綜合警備が5年以上にわたり、宮崎空港の空港保険警備において、有資格者を配置していない警備業法違反があったと記事を掲載しました。
 違反があったのは、大手警備会社のALSOK(綜合警備保障)の宮崎綜合警備実施している宮崎ブーゲンビリア空港(宮崎空港)の空港検査を担う空港保険警備業務。

 警備業法違反となるのは、「警備員等の検定等に関する規則」による空港保安警備業務の実施における配置基準
 ・空港保安警備業務を行う場所ごとに空港保安警備業務に係る1級の検定合格警備員を1人配置すること。
 ・エックス線透視装置が設置されている場合、空港保安警備業務に係る1級又は2級の検定合格警備員を1人以上配置すること(空港保安警備業務を行う場所ごとに配置される空港保安警備業務に係る1級の検定合格警備員を除く)。
 この「警備員等の検定等に関する規則」に定める特定種別の警備業務の実施基準による検定合格警備員の配置義務に違反しました。

 
 記事内容の取材された告発内容では、
 ・少なくともこの5年以上、1日も配置基準を満たしていない。
 ・資格保持者が正しく配置されているかのような虚偽の報告を国交省や航空会社。
 慢性的な警備業法違反とその隠ぺい工作を行う大変悪質である内容が掲載されています。

 また、警備業法違反が発覚後もALSOKの釈明内容と委託元である航空会社や国土交通省と食い違うなど、警備業大手でありながら違反が明るみになってなお、対応内容に大きな懸念を抱かせる掲載内容となっています。


 2020年は東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う警備により、日本の警備業にとって歴史的な1年となる年です。

 その中で警備業の中心的な役割を果たす大手警備会社において、まさにテロ対策の最前線とも言える空港保安警備において、このような不祥事があったことは、オリンピック・パラリンピックというテロ対策が大きな課題となる国際大会の警備を控え、大変衝撃的であると言えます。

 東京2020オリンピック・パラリンピック警備に向け、警備業界一丸となってその準備を進める中であるだけに、警備実施に向けて陰りが出ることが無いよう、早急な対策が求められます。


記事内容詳しくは(外部リンク)
「5年以上もずさんな警備」ALSOKが空港保安検査で「警備業法」違反|ニフティニュース
https://news.nifty.com/
article/item/neta/12113-544074/



検定合格警備員の配置基準については、
警備員の道 > 警備員資格検定 > 警備員検定資格配置基準
https://keibiin.net/sikaku-kijyun.html

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コメント

∩(゚∀。)∩

地元やないか~い!!∩(゚∀。)∩
…取り乱しました、お疲れ様です。

地方空港の中では利用者数も多い部類に入るようですし、一応国際線もありますし…しっかりして頂かないと困りますねえ(今特に大変な状況ですし)。
とは言え、二級ならともかく一級となると、そう簡単に手配できるものでも無いのでしょうけど。

以前、刃物が機内に持ち込まれた事案もあったように記憶していますが…これでは「ほれ見た事か!」って言われても仕方ありませんね。

Re: ∩(゚∀。)∩

猫乃介さん、こんにちは。
資格者の配置義務については、空港保安に限らず運用上大変厳しい場面が多くありますよね。
とは言っても、法律である以上、難しくても遵守しなければなりません。
しかし、警備業の先頭に立つべき大手において、このようなニュース。
警備員の地位向上、警備業に対する世間からイメージ向上を取り組む中で、やはり「ほれ見た事か!」という残念な感じになりそうで残念です。
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