平成23年度を振り返って

 平成23年度も残すところ僅かあまり。

 警備員日記・警備員の道の運営にあたり、
 多くの方がご来訪覧頂きましたことを心よりお礼申し上げます。

 また、制作にあたり情報提供をして頂いた方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
 本年を振り返えれば、
 平成23年3月11日 東日本大震災
 平成23年3月12日 長野県における大地震
 また、その後の福島第一原子力発電所の放射能汚染の問題
 平成23年10月 タイの洪水被害
 ユーロ信用不安による歴史的な円高
 アラブの春と呼ばれたエジプトに始まる民主化
 中国の飛躍的な経済成長と軍備増強、空母試験航行による治安不安
 一連の問題に対する日本の政治の迷走

 師走に入り、
 平成23年12月17日 総書記の死亡による北朝鮮による治安不安

 日本にとって数多くの経済打撃のなか、
 多くの産業・業種ににおいて逆風が吹き荒れる年となりました。

 我々警備業界に目を向ければ、
 大震災後の軽油をはじめとしたあらゆる資材不足。
 その後の電力不足による影響。 
 平成23年5月12日 日月警備保障 6億円強奪事件 による警備業の信頼低下。
 防災に対する備えが重視されるなか、
 経済の先行き不透明から、他の業種と同様に厳しい年でありました。

 また、大手への業務集中。
 警備料金の低下。警備員の待遇悪化が年々すすむなか、
 待遇悪化に歯止めをかけるべく入札制限価格の申し入れ。
 地域は限られる状態ではあるものの、
 最低制限価格の実施に至るという、
 僅かばかり光明が見えた年でもありました。

 師走となり世間が慌しくなるなか、
 通常の警備に加え、
 臨時警備・追加の巡回警備・機械警備の対応件数増加と忙しくなる年末。
 新年から初売り・初詣警備 等、正念場となる警備員も多いでしょう。
 また、各地警備先で新年を迎える同志も多いことと思います。

 其々が良き年の暮れと
 良き年を迎えることが出来ることを祈り、年末の挨拶とさせていただきます。

 来年も、よろしくお願いいたします。
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