2012/03/12
京都府警備業協会では、昨年の東日本大震災・ライブハウス放火未遂事件等考慮し、
よりハイレベルな実践的な災害初動対応能力の向上に、
消防局の協力の中、新たなカリキュラムによる訓練が行われました。
訓練では、
各社の警備員指導教育責任者
・警備隊長、副隊長
・指令、副指令
・業務課長 等の40名が参加。
もう一段上の初動対応能力の習得を図るべく取り組みがなされました。
<カリキュラムの主な内容>
・火災の燃焼形態と中性帯の確認※
・災害初期対応
・消火活動要領
・煙中行動訓練
・救出救護活動
・通報要領
・消防用設備
・普通救命講習
防災・災害等の協定は、全国の警備業協会でもなされてます。
都会においては、高層ビルの火災。帰宅困難者対策。
地方においては津波や原子力災害等、
これまで取り上げられることがなかった災害発生時の防災協力をどうするのか?
防災課題は尽きないですね。
大震災から1年を迎えるにあたり、みなさんはどのように過ごされたでしょうか?
改めて考えさせられる3月11日という日に、京都府警備業協会の取り組みが目に留まったため紹介致しました。
※ 中性帯
燃焼物へ向かう冷たい空気が流れ。燃焼により発生した熱煙等の流れ。これらの境目のこと。
中性帯が発生しいる時、中性帯の下では空気が汚染されておらず、新鮮な空気が流れている。
非難する時、屈む(低位置)と煙が少ない。視界がひらけている等。
中性帯の上方では煙等の汚染物。熱が充満(圧力が発生)しており、大変危険。
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