会合にて行われ主な意見交換は次の通り、
建設業協会より、
・ 小規模工事でも交通誘導員を配置するようになったこと。
・ 入札価格差が数十円と厳しい状況であること。
・ 建設業関係の労務単価について、下落について。
・ 下請けに関する保険加入状況について警備会社も聴取すること。
・ この問題について、お互いに全国レベルで展開する必要性があること。
・ 管理費の積算に対する行政との隔たりについて。
・ 分離発注について。
警備業協会より、
・ 国交省公表 設計工事設計労務単価に管理費が含まれていないこと
・ 管理費が見込めれてないものが現実にあること。
・ 経済調査会の調査の対策の必要性について。
・ 交通誘導警備業務の受傷事故等の危険性について。
公共事業労務費の労務単価を含め、
間接費等を含む建設諸経費の問題は、警備員の待遇改善にとって最重要問題です。
正に今、10月の労務費調査の一次審査が全国的に行われている時期であり、
労務単価等の問題について、一際関心が大きい時期ではないでしょうか?
本件の行われた意見交換により、
直ちに大きな変化が期待できるものではないでしょう。
しかし、建設業における社会保険加入等の指針の公表がなされる等、
交通誘導警備業務を取り巻く状況の変化は激しくなる中で、
警備業が取り残されることがないよう、
この動きが全国的に展開されることを期待したいです。
なお、この記事はセキュリティタイム10月号を元にしています。
より詳しい内容については、セキュリティタイムを確認下さい。
セキュリティタイムを確認できない多くの警備員にむけ、事実部分と私の所感をお伝えしています。
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コメント
死活問題
2012/11/20 10:38 by オイラ URL 編集
Re
>各業者と協力してPRやロビー活動、また議員の擁立
正にその通りですね。同意見です。
批判をするわけではありませんが、警察OB(元職)の方々にとって我々警備業界での在籍期間より、警察での期間が長いわけです。
このため、どうしても元職への思いや柵が強く残っているのではないかと感じます。
決して取り組んでいないわけではないのでしょうが、そのような背景が見え隠れする時があり、とても残念に感じることがありますね。
2012/11/20 20:33 by とある警備員指導教育責任者 URL 編集