吸排水口に関する事故では、
ふじみ野市で発生した小学女児の死亡事故が思い出されます。
ふじみ野市の事故以降、
吸排水口に関する吸い込み防止金具等の安全対策について徹底がなされ
ています。
今回の事故でも、
吸い込み防止金具が設置されていたとのことです。
しかし、
新旧様々なプール施設が全国ある現状において、
その構造上給排水口の水圧を分散できない場合では、
金具など対策では限界があることの証明となったのかもしれません。
今回の事故では、
水深が浅いプールであっため救助活動が間に合いましたが、
特に水深の深いプールでは、
水圧が大きいことにより怪我の程度も大きく、
また溺水事故と発展したことでしょう。
構造上、
水圧が分散出来ない古い施設では、
遊泳者が給排水口を覆うような利用について十分な注意が必要です。
・事故の概要等
平成25年8月8日午前、長崎市の小学校低学年用プール
・プールの概要及び状況
19人の児童が利用
・監視体制
保護者を含め3名
・要救助者
小学2年生 女の子
・容体・事故概要
かがむように歩いていたところ、排水口に足を吸い込まれた。
消防車ポンプにてプールの水を抜き、40分後に救出。軽傷。
吸い込み防止金具は設置されていた。
一部報道で、排水口に吸着したとのこと。
吸排水口に関する主な安全対策については、
プール監視の道 > プール監視の方法
> プールの主な危険個所
>
プールの吸水口(排水口)に関する安全対策について
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