養徳小学校プールにおける死亡事故について、賠償命令を命じる判

 平成24年7月 京都市左京区 市立養徳小学校のプールにおいて

 小学1年生の女児児童がプールで溺れなくなりました。

 3月11日、京都地裁は約2970万円の支払いを京都市側に命ました。
 事故は、通常の水深90センチに対して、事故当日は110センチ。

 判決では証言を基に

 「ビート板の下に潜り込んでしまい呼吸できなかった」と推認。

 また、監視体制について

 「誰ひとりとして全体の様子を監視していなかった」

 として、監視義務を行った過失が認め、

 監視を妨げる大型ビート板を16枚使用した危険性もあるなか、

 「状況は油断に満ちており、教諭が監視義務を怠ったことは明らか」

 と判断したとのことです。


 事故から1年半以上が経過してもなお、

 未だ第三者委員会の調査は継続中とのことです。


 ご遺族等の心中をお察しするとともに、

 亡くなった女児のご冥福を心よりお祈り致します。

 プール監視業務に関わる一員として、

 類似の事故が二度と発生しないよう、

 今後のプール監視による利用者の安全のため、

 詳しい事故原因についての公表を待ち望みます。



 本件の事故では、

 「浅田羽菜さんの家族とともに歩む会」

 が友人有志で立ち上げられ、その後の情報が発信されています。

 思いを寄せられる方がいましたら、ご参考まで。

 外部リンク:
 「浅田羽菜さんの家族とともに歩む会」
 http://hanabana.jimdo.com/


 事故に関するこれまでの概要等については、

 警備員日記>プール監視 >

 京都市左京区養徳小学校プール事故 小学生1年生女児が溺れ重体→死亡
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