実際の監視員の人数は利用者により大きく変わります。
あくまで配置例の紹介です。
図では楽そうに見えて残念ですが、
実際には直射日光とプールの照り返しがあり、
利用者の気持ち良さそうな姿と裏腹に、
とても過酷な業務です。
責任を持って監視業務を行う以上、
プール営業時間中は常に監視体制を維持することが鉄則であり、
監視員に対する熱中症等の懸念もあり、
実際の運用はそれなりに難しいものです。
警備会社への委託の他、
PTAやボランティアの方が行う場合もあります。
しかし、説明が不十分であると安易な気持ちで加わり、
暑いから。
日焼けするから。
等の理由で独断で持ち場を離れる等、
実際にやってみないとその過酷さはなかなか伝わりません。
予めそのような業務であることを理解し、
勤務員・協力者に対して十分な理解を得る。
または、監視箇所に日陰を予め用意するなど計画的な実施が不可欠です。
夏場のプール開放では、
25メートルプール3名体制の監視で、
運用上最低4名以上(5名以上が理想)が必要です。
最低人数4名で行う場合、
学校等の職員をすぐに応援をもらえるよう、
連絡と協力体制が不可欠です。
実際には5名いないと、
子供の鼻血等の対処がある度に応援協力が必要となります。
紹介したページ:プール監視の道 > プール監視の方法
> 隙のない監視 > プール監視員の適正人数
>
プール監視員の配置場所 競泳等プール
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コメント
警備員が監視するのは反対!
この道二十年目の機械警備員です。
業界人として、警備員が感情するのは断固反対します。
我が家の校区の小学校は今年も夏休みのプールは閉鎖です。
お金がないのが理由らしく、これでは交通や駐車場監視員のようなダンピングで数千円での請負になると思います。
大手警備会社のような厳しい、出来なければ現場につくことができないようなところではよいのですが、当社のような天下りが数年働いてるだけの幹部が研修をするようなところでは心肺蘇生法も一回やったきり、取りあえず実施した程度であり、みすみす子供を殺してしまいそうです。
私は同業でなんどか転職しましたが、満足というか、全員がきびきび実施できるような会社は1つだけでした。
緊急対処のプロを自認している私は、絶対に反対です。ライフガードなどのプロに要請すべきです。
私はPTAとして、警備会社に委託しようとした市教委に断固反対いたしました。
業界人としては悲しすぎる現実ですが、そろそろ業界は安い賃金やひどい待遇を隠して新卒採用したりするのは辞めるべきです。
私たちの会社は黒字なのに賃金を上げることを拒否したらしく、大量離脱の危機に直面しております。すでに労組結成の動きもあり、私たちも大量離脱後の過剰労働は、隊として拒否する姿勢です。
今年の新卒者が、『よくもこんな仕事長くしてますね』と捨てゼリフはいて辞めたときは怒りよりも情けなくなりました。
市場が成熟すれぱおのずから業者は減りますが、まともにプロを育てられない会社のあがきで、子供たちを犠牲にするのは許せません。
2014/07/21 21:03 by くらのり URL 編集
そもそも
赤裸々に申しますれば、うちにくる若い人は非正規の契約社員のことを普通に就職していると勘違いしております。私は名前だけ正社員ではありますが、ボーナスと呼ばないと怒られる寸志を頂いておりますし、一応退職金もあります。人の勝手かもしれませんが、20代中頃のものが、契約社員のまま老いていくのを見て、潰れたほうが幸せかもと思うことすらあります。
無論、会社も社員が露頭に迷わないように努力しているでしょうが、彼等が定年まで働いた後はどうなるのでしょうか?使えない有給を退職金替わりにするのでしょうか?
昇給など出来ない会社は若い人を雇うのを禁止してほしいです。私は、学生などには、こんな業界には絶対くるな!とほうぼうで叫んでいます!
2014/07/21 21:17 by くらのり URL 編集
Re
コメントありがとうございます。頂いたコメント内容について共感する点も多く、なんとも悩ましい事実があるだけに辛いところです。
警備業が数ある業界の中でも待遇が悪いということはけっして否定できませんが、今ある事実を踏まえ改善できるようにしたいものですね。
2014/07/22 20:50 by とある警備員指導教育責任者 URL 編集