全国警備業厚生年金基金解散 上乗せ部分は消滅へ

 全国警備業厚生年金基金は、

 平成28年9月の解散認可を目標に手続きが進められ、

 厚生年金の代行部分は国へ移転。

 上乗せ部分(加算部分・基本プラスアルファ部分)は消滅します。
 全国警備業厚生年金基金解散後、

 基金の基本年金の内、

 国の厚生年金代行部分の給付は国に移転され、国の厚生年金から支給されます。

 この移転される国の代行部分資産については、警備業厚生年金基金の年金資産が上回り資産を返還できる見込みです。

 年金資産の残余財産があった場合、

 規約に基づき加入員・受給者・待機者に分配されます。


 本解散により、

 事業者にとっては在籍する多くの従業員に対しての福利厚生について掛け損。

 現職の従業員にとっては将来に向けた福利厚生が大きく低下することは必須となります。


 基金連合会を受け皿に、ある程度存続することを期待していただけに非常に残念な限りです。


 しかし、

 サブプライムローン等の問題もある中、

 国の厚生年金代行部分を国に移転できるだけでも良いかったと考えなければなりませんね。


 基金だよりにて、

 基金解散に関するQ&A等が紹介されています。


 加盟員の方はについて、詳しくは全国警備業厚生年金

 基金だより2014.11号をご確認下さい。


 基金に関することは、
 警備員の道 > 警備員とは > 警備会社の福利厚生
 > 全国警備業厚生年金基金
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