静岡県下田市敷根公園屋内温水プール、小学2年生の男児が水着用脱水機に腕を巻き込まれ骨折

 2017年4月28日、

 男子更衣室に設置された水着用脱水機に小学2年生の男児が右腕を巻き込まれ3か所を骨折する重症。

 脱水機のブレーキ(自動停止装置)の不具合とみられる。
 事故では、

 脱水した物を取り出そうとした際、回転した内部に右腕が脱巻き込まれたもの。

 事故があった脱水機は蓋をあけるとブレーキ(自動停止装置)により、10秒以内に停止する機種。

 事故後の調査でブレーキに不具合があったことが確認された。

 施設では職員が週1回程度の安全点検を実施し、事故前の点検において停止するまでに10秒以上かかっていたが、対策を取っていなかった。


 プール更衣室に設置される水着用脱水機。

 利便性の向上から設置されたプールが多くあります。

 また、その用途から低い位置(床など)に接地されされています。

 大人だけでなく子供も手が届き、利用する設備であることを念頭に、日頃から安全点検と事故の起き難い安全構造の製品を選択するなどの対策が重要であることを認識させられます。

 ・発生日時
 平成29年4月28日午後5時ごろ

 ・発生場所
 静岡県下田市 屋内温水プール

 ・事故の概要及び状況
 男子更衣室に設置された水着用脱水機

 ・容体・事故概要
 小2男児が脱水機から脱水した物を取り出そうとした際、水着用脱水機に右腕を巻き込まれ、3カ所を骨折する重傷。
 脱水機のブレーキが故障していた。


 発生したプールの事故については、

 プール監視員の道 > プール監視の事故と歴史

 > 水難事故の発生件数
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