イギリス等海外4か国の警備員平均賃金233~322万円 日本230万円

2017年6月1日、公益財団法人 日工組社会安全研究財団は「外国の警備業に関する調査研究報告書」を刊行。

 各国における警備員の平均賃金(日本円換算)

 イギリス 233万円、ドイツ 307万円、フランス 249万円、アメリカ 322万円、日本 230万円

 労働者全体の平均賃金との対平均賃金比率
 イギリス 63%、ドイツ 59%、フランス 59%、アメリカ 62%、日本 69%
 公益財団法人 日工組社会安全研究財団は、

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックにおける警備に関する検討のため、

 ロンドン2012オリンピック・パラリンピックを開催したイギリス

 FIFAワールドカップの開催経験があり、日本と法制と親和性が高いドイツ

 この他フランス、アメリカの4か国における警備業の調査研究。

 「外国の警備業に関する調査研究報告書」(以下、報告書)を刊行しました。


 報告書内における警備員の待遇に関する記述において、

 警備員の平均賃金(日本円換算)、労働者全体の平均賃金、対平均賃金比率
 ・イギリス 233万円、372万円、63%
 ・ドイツ  308万円、519万円、59%
 ・フランス 249万円、421万円、59%
 ・アメリカ 322万円、522万円、62%
 ・日本   230万円、333万円、69%

 調査対象となった4か国において、

 警備員の平均賃金は平均賃金から4割程度低く、

 警備業の待遇問題について日本と同様に低賃金となっています


 この他報告書では、

 ・警備業の法制

 ・警備業の経済状況

 ・大規模警備の状況 など。

 他国の警備業に関する情報を得ることが少ない中で、様々なことが記載されています。

 警備業・警備員の待遇向上を目指す中で、

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックにおける大規模警備が、警備業にとっての飛躍となる良き機会となるよう、業界をあげて備えたいものです。



 東京オリンピック向けた各種動向については、

 警備員の道 > 警備業 > 警備業界の動向

 > 東京オリンピック警備業の動き
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