・発生日時
平成28年7月20日16時35分ごろ
・発生場所
千葉市中央区弁天の千葉公園のプール
・プールの概要及び状況
50メートルプールの水深1.45メートル
・監視体制
不明
・要救助者
小学1年生の男児(6)
・容体・事故概要
水深1.45メートル地点のプールの底に沈んでいる状態で発見され、監視員が救助。
発見時、意識・呼吸がともにない状態であったが、監視員人工呼吸を実施したところ、自発呼吸が回復した。
意識不明の重体。
・その他
男児は身長約120センチ。母親とプールに訪れ、ジャンプをしたりして遊んたところ溺れたとみられている。
周囲にいた小学4年生の男児が水中から上がってこないことに気付き、監視員が男児をプールから引き上げた。
プール事故について前日19日の埼玉県入間市に続き2日連続で発生しました。
プール監視における事故防止については、
具体的な監視の方法だけでなく、安全管理にあたる人員の意識を高めておくことが必要です。
他所で事故があった時、速やかに情報を共有し事故に関する意識を高めることが、以降の事故防止に非常に重要となります。
情報共有では、単に周知するだけでなく、事故状況を自身の勤務するプールに置き換え、事故が起きる可能性があったと認識し、より意識を高めることができる連絡体制を構築しておくことが望ましです。
全国で痛ましいプール事故がこれ以上発生しないよう、気を引き締めてがんばりましょう。
男児の回復を心よりお祈り致します。
今年発生した主な事故については、
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2017年(平成29年)プール事故事例の一覧
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