・発生日時
平成29年8月1日午後1時40分ごろ
・発生場所
四日市市 県(あがた)小学校のプール
・プールの概要及び状況
25メートルプールの低学年用コースで水深約60センチ程度
事故当時児童62人の利用
・監視体制
PTA7人による監視
・要救助者
小学3年生(8才)の男子児童
・容体・事故概要
周囲の児童が異変に気付き、PTAの監視員がプールサイドに引き上げた。
監視員が心臓マッサージを実施。救急搬送時、呼吸と脈があったが意識がなかった。
本件は、夏休みによるプール解放中に発生した事故です。
プール開放にあたり、監視行為がPTSによるボランティアで行われていました。
プールの監視行為は、監視技術が必要となるだけでなく、暑いプールサイドでの行為となるため、非常に過酷な業務です。
また、一度事故がおきると深刻な事態に発展し易く、プール監視の本職でも油断の出来ない責任の重い行為です。
PTAによるボランティアによる監視行為について、コストや運用面など様々な問題から現在でも広く行われています。
しかし、管理人の所管として、子供の楽しみであるプール開放が失われてほしくない思いがあるものの、その業務の難しさと過酷さから未経験者等よるPTAによる監視行為は、事故があった時のリスクが大き過ぎるように感じさせられます。
今年発生した主な事故については、
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2017年(平成29年)プール事故事例の一覧
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