警備員検定合格書等の資格者状況を更新。警備員の28.2%が検定合格書を保有。

 平成28年警備業概況に基づき資格者情報を更新

 何れかの検定合格証明書を保有する警備員数 153,266人

 警備員全体に占める検定合格証明書を保有する警備員の割合 28.2%

 何れかの区分の警備員指導教育責任者証を保有する警備員数 61,789人
 各資格に交付状況と、警備員の保有者数

 警備検定1級
 交付件数 33,049件
 保有者    25,783人 (複数の区分を保有する者は夫夫の区分で計上)

 警備検定2級
 交付件数 242,254件
 保有者    160,501人(複数の区分を保有する者は夫夫の区分で計上)

 警備員指導教育責任者
 各区分の累計件 189,102件
 各区分の累有者  83,190人(複数の区分を保有する者は夫夫の区分で計上)

 機械警備管理者
 交付件数 23,531件
 保有者    8,135人


 公表された資格者数について、

 実に警備員の4人に1人以上が有資格者であるという数字となりました。

 所感として、平成16年の法改正以降、配置義務に伴い有資格者の必要性が高まり、資格者が増えている実感がありました。

 しかし、業務区分によっては有資格者が少ない業務もあるため、4人に1人以上という比率は、予想以上の割合だと感じます。

 警備業においての資格取得は、

 検定配置義務がある区分での警備業で糧を得る本職の警備員では、もはや必須のものとなったようです。

 
 更新したページ:警備員の道 > 警備員資格検定

警備員の検定等資格者数
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コメント

No title

夫夫の区分で計上と言う事は施設、雑踏、交通の1級所持者は2級を3人分、1級も3人分となり計6人分の資格を所持している事となる。
この場合、後の20人が無資格でも約28%になってしまうので4人に1人以上と言うのは無理がありますね。

Re: No title

> 夫夫の区分で計上と言う事は施設、雑踏、交通の1級所持者は2級を3人分、1級も3人分となり計6人分の資格を所持している事となる。
> この場合、後の20人が無資格でも約28%になってしまうので4人に1人以上と言うのは無理がありますね。

 本ブログ記事に記述が不足しており、誤解を与えたようです。申し訳ありません。

 「複数の区分を保有する者は夫夫の区分で計上」は、ご指摘の通り検定1級・検定2級・指導教育責任者内のでの異なる区分計上。


 何れかの検定合格証明書を保有する警備員数 153,266人の数字は、重複している単純合計ではなく、警察庁公表「平成28年における警備業の概況」内にて、「級、種別を問わず何らかの検定合格証明書を保有している警備員は、153,266人である。」という記載根拠に基づいています。
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