2018/01/06
救急業務現場到着所要時間が8.5分と短縮。出動件数・搬送人員とも過去最多 平成29年版救急・救助の現況
平成29年12月29日 総務省消防庁は「平成29年版 救急・救助の現況」を公表。
平成28年中(2016年中)
・救急出動件数 620万9,964件 (前年比2.6%増 過去最多)
・搬送人員 562万1,218人 (前年比2.6%増 過去最多)
・消防防災ヘリコプター 3,664件 (前年比2.1%減 )
救急自動車による
現場到着所要時間 全国平均 8.5分 (前年比-0.1分)
病院収容所要時間 全国平均39.3分 (前年比-0.1分)
平成28年中における各内訳
・救急出動件数 620万9,964件 (前年比2.6%増 過去最多)
・搬送人員 562万1,218人 (前年比2.6%増 過去最多)
・救助出動件数 9万0,080件 (前年増2.8%)
・救助活動件数 5万7,148件 (前年増2.1%)
・救助人員 5万7,955人 (前年減2.1%)
バイスタンダー等による救命措置の実施数
・心肺蘇生を実施した傷病者数 1万4,354人
・内除細動(AED)を実施した傷病者数 1,204人
以上となりました。
救急出動件数・搬送人員ともに増加する一方、
比例して年々長くなっていた救急車の到着時間と病院収容時間が減少に転じました。
日々の消防等の救急における取組が実を結んだことを感じさせられます。
今後も救急性のない不必要な出動等が減少し、必要な人により早い救急医療が行われることを期待したいものです。
詳しくは、外部リンク:消防庁>報道発表
>
平成29年版 救急・救助の現況(平成29年12月19日)PDFファイル救急車の到着時間と出動件数、病院収容時間の推移については、
警備員の道 > 警備員の講師を目指す > 警備員教育内容 > 心肺蘇生法の手順
>
救急車の到着時間と蘇生率
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コメント
No title
ビデオだけだと眠ってしまわれそうで。
2018/01/07 12:05 by ぱふ URL 編集
Re: No title
資格取得おめでとうございます。はれて講師デビューですね。がんばってください。
さて、新人研修のやりようですが、当方もビデオを併用しています。
当方は、全警協から販売されている新警備員教育<全6巻>の4本を使用していますが、4本合わせても時間が短いことから、主に座学のおさらいと実技前の予備知識。講師の中休みという位置づけで使用しています。ビデオ時間を長くする時には当該業務種別の検定ビデオを使用する程度です。
専ら法定教育内容を座学と実技で行っています。
座学では、予め座学用にテキストを作成しているので、テキストに基づいて実施しています。テキスト等は急に用意できるものではないかと思いますで、テキストがない場合の説明としては、
・指教責の教本を使用し、ホワイトボードに重要事項を書き出す
・資料を配布して受講者に読ませ、途中補足等を口頭やホワイトボードで説明する
・実技では説明を行いながら手本を見せ、実際に受講者にやらせる
といった、感じです。受講者に読ませる。質問を投げかける。実際にやらせるなどは、受講者も眠くなりませんし、受講にあたり緊張感を与えることが出来ます。
また、受講者の興味がある分野が解る。コミュニケーションきっかけになるなど、メリットが多く得ることが出来ます。
教育内容や手法については各社である程度手順が定まっていると思いますので、自社での内容を先に確認したが良ろしいかと思います。
また、資格をとったからといって最初から上手く出来るわけではありませんので、身近の先輩講師から習う。資料貰うなどすることが良いと思います。
慣れるまで大変で失敗もあるかと思いますが、めげずに頑張ってください。
2018/01/08 00:21 by とある警備員指導教育責任者 URL 編集
No title
ご指示いただいた全警協の全6巻のビデオこちらにもありました。一巻が20分程度だったのでゆっくり見ていただいた後質問や疑問点とかいっていただいても余裕でした。
私の会社は主に通信の2号警備なので、ちょっと特異な点があり、また積み重ねたテキスト等もないのでかなり苦しみました。
とある先輩のご指摘の手順、よく考えて明日やってみます。
ありがとうございました。またご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いいたします。
2018/01/11 16:55 by ぱふ URL 編集
Re: No title
慣れた方との教育で安心しました。
実際に教育を行う中で、徐々に積み重ねて上達すると思いますので、今後も引き続きがんばってください。
2018/01/15 23:21 by とある警備員指導教育責任者 URL 編集