・発生日時
平成30年7月23日午後2時10分ごろ
・発生場所
高知市の潮江小学校プール
・プールの概要及び状況
夏休による開放プールで40人ほどの児童が利用
縦25メートル、横12.5メートル、水深最深部1.4メートル
発見場所の水深1.2メートル
・監視体制
保護者と高校生ボランティアなど10人
・要救助者
小学3年生の女児(8歳)
・容体・事故概要
プールの底に沈んでいる状態で別の児童が発見し、保護者監視員(PTA)が救助。
AEDによる心配蘇生が行われ病院に搬送されたが意識不明の重体。
事故のあったプールは、プール開放の初日。
また、午後1時半から解放されており、事故はプール開放から約40分後に発生しています。
事故は初日の開始早々に発生し、監視員等がプール監視業務に十分に慣れる前の状態で発生したことが伺えます。
通年通じて運営される屋内プールと異なり、夏季のみ運営されるプール監視行為では、未経験の監視員も多く十分な経験を蓄積する期間が必要となります。
また、経験者であっても監視行為に関する感を取りもどす期間が必要となるため、開始当初は十分な監視行為を達成することは難しい側面があります。
プール監視は、事故発生時に命に関わることであることを十分と認識し、監視員が未熟である点を少しでも補えるよう、事前の研修を入念に行う。
監視員がある程度経験が蓄積するまで、サポートの為の増員を行うなどの補完できる安全に関する取り組みが必要です。
2018年の主なプール事故は、
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2018年(平成30年)プール事故事例の一覧
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