・発生日時
平成30年7月23日午後5時5分ごろ
・発生場所
神奈川県横須賀市ハイランドの屋外プール「ハイランドプール」
・プールの概要及び状況
子ども用プール水深0.24~0.55メートル
大人用プール水深1.1~1.4メートル
プールは特に混雑していなかった。
・監視体制
監視員6人
・要救助者
3歳の男児
・容体・事故概要
子ども用プールで両親ときょうだいの8人で遊んでいた。
帰宅しようとした際、男児がいないことに気付き、探したところ大人用プールの端であお向けの状態で沈んでいるのを父親が発見し、救助。
救命措置により水を吐き出し、病院に搬送されたがが意識不明の重体。
事故は、男児が保護者らが目を離した間に大人用プールに入り溺れてとみられています。
またプールの監視員も男児の状況に気付かなかったとのことです。
子ども等の入水制限が必要となるような水深の異なるプールが隣接するとき、入水制限にかかる者(溺れる危険がある子ども)がプールに入らないよう監視を行うことは、事故防止の基本。
事故があったプールの入水制限がどのようものか分かりませんが、水深の深いプールに明らかに身長が足りない者が近づいた際、普段から十分な注意が払われ体制が整っていたのでしょうか?
水深の深いプールに子ども等が近づいた時はすぐに注意を払う。
入水の懸念を僅かにでも感じた時は先に声をかける。など、普段からの事故防止活動により、事故を防ぎ、万が一の事故でも早期に発見し救助出来るようにしなくてはなりません。
2018年の主なプール事故は、
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2018年(平成30年)プール事故事例の一覧
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