東京都江東区 屋内プールの水泳教室で7歳男児が溺れ一時意識不明の重体

 2019年1月9日に東京都江東区のスポーツ施設「有明スポーツセンター」の屋内プールで、水泳教室の初心者コースにおいて、7歳男児が溺れ、意識不明となり病院に搬送されるプール事故が発生しました。
 男児は12日午後に意識を回復しました。
・発生日時
 2020年1月9日午後5時半ごろ
・発生場所
 東京都江東区のスポーツ施設「有明スポーツセンター」の屋内プール
・プールの概要及び状況
 センター主催の「こども水泳教室」の小学生対象の初心者コース。
 水深1.2メートルのプールに沈めた高さ40センチの台の上で、水に慣れる練習をしていた。
 教室開始の約30分後に男児が溺れているのに男性指導員が気付いた。
 水泳教室は小学1~6年生で計47人。初心者クラスは小学生の男女14人が参加し、指導員は1人だった。
・監視状況
 「こども水泳教室」の実施事業者が指導者4人態勢で講習を行っていたほか、プール内には監視員も配置していた。
・要救助者
 小学1年男児(7歳)
・容体・事故概要
 一時意識の重体であったが12日午後に意識を回復した。  

 残念ながら2020年もプール事故発生の報道により、ホームページ「プール監視員の道」に「2020年(令和2年)プール事故事例の一覧」ページを作成しました。

 本件のプール事故は、泳げない児童を対象とした水泳教室で発生した事故。
 報道された概要を見る限り、参加する児童に対して水深の深いプールに台を沈めて、安全な水深となるように調整して行う一般的な方法がとられた中で発生した事故です。

 事故原因については
 ・沈めた台に不備があった
 ・沈めた台から落ちた
 ・体調による突発的なもの
 ・慣れない水によりパニック など、様々な原因が考えられます。

 全国で同様の実施方法による水泳教室が多く行われているだけに、事故原因の究明と同種の事故防止の教訓としなければなりません。


2020年に発生したプール事故については、
プール監視員の道 > プール監視の事故と歴史 > 水難事故の発生件数
2020年(令和2年)プール事故事例の一覧
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