警備業の熱中症死傷者73人。内4人死亡。2019年職場における熱中症による死傷災害の発生状況 厚生労働省

 2020年5月27日 厚生労働省は、2019年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を公表。
 2019年における熱中症の死傷者数829人。内、死亡者数25人。2018年と比較して死傷者数が349人減少。死亡者数が3人減少しました。
 林業を除いた全ての業種(警備業を含む)で死傷者数が減少。しかし、警備業では業種別死傷者数でワースト4位。死亡者が4人と1人増加し、業種別の死亡者数でワースト3となりました。
 2019年における熱中症の死傷者数
 建設業153人、製造業184人、運送業110人、警備業73人、商業87人、清掃と畜61人、農19人、林7人、その他135人、計829人。

 2019年における熱中症の死亡者数
 建設業10人、製造業4人、運送業2人、警備業4人、商業1人、清掃と畜0人、農0人、林0人、その他4人、計25人
 
 警備業における熱中症は、業種別死傷者数でワースト4位。死亡者数でワースト3位となりました。

 2020年の熱中症対策においては、新型コロナウイルス感染症によるマスク着用による影響により業務中の体感温度はこれまで以上。
 息苦しさやマスクによる暑さによる熱中症の発生が懸念されています。
 2019年に警備業で発生した熱中症死亡事案も参考に、十分な対策を講じることが重要です。


 警備業の熱中症状況、2019年を含む警備業の熱中症による死亡事案について詳しくは、

 警備員の道 > 警備業 >警備業の安全衛生と労働災害

 > 熱中症による労働災害の発生状況
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コメント

No title

お疲れ様です。
「建設作業員」って確か、ざっと300万人は居たかと思います、対して警備員の総数は55万人前後で推移していたと記憶しています。
母数で5倍以上の差が有るはずなのに、死傷者数は2倍位の差しか無い…如何に警備員という職が負荷の大きいものであるか、改めて切実に感じます。
私は現在、鉄工所員です、不調を感じたら手を止めるのは容易い…しかしながらご存じの通り、警備員が自らの意思で業務を中断する事は非常に困難です。
結局のところ、社会全体(日本国民)が警備業と「安全」の価値を正しく理解するより他無い訳で…まあ、その為に出来る事を少しずつ、続けて行くしか無いのでしょうね、お互いに。

Re: No title

猫乃介さん、こんにちは。
新しい仕事に慣れましたかね。
ご指摘の通り、労働者数が少ない警備員での死傷者数は発生率が高く、大きな問題です。
>しかしながらご存じの通り、警備員が自らの意思で業務を中断する事は非常に困難です。
警備員の業務形態は警備先に派遣されているものの、請負業務であるため、勤務先で警備員だけが別枠に存在するため、市指摘のような問題が発生しています。請負という構造上の問題である点が、解決を難しくしてることを痛感します。

警備の存在を大きく示す機会となりえるオリンピックも延期になり、道のりはまた長くなりました。
どんな仕事もそうですが、地道にすすむしかありませんね。
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