2020年警備業による熱中症79人。内、1名が死亡(速報値)

 厚生労働省は、熱中症予防対策の徹底を図ることを目的として「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」を5月1日から9月30日まで実施。
 警備業においては、2020に熱中症により死傷者数79人。内、1名が死亡しました。
 警備業における熱中症死傷者数では、2018年に最多となる110人(内、3人が死亡)。2020年では速報値で79人(内、1人が死亡)の労災事案が発生しています。
 発生人数ではピーク時より減少しているものの、産業別死傷者数で警備業はワースト4位と非常に悪い状況が続いています。

 昨年に続き熱中症が懸念される環境下でもマスクの着用が必要となるコロナ禍での夏季シーズン。
 熱中症が特に懸念される7月・8月だけでなく、体が熱さに順応していない5月。湿度が高くなる6月にも急な気温上昇などが発生すると熱中症が容易に起こり得ます。
 昨年のマスク着用で乗り越えた夏季を参考に、十分な対策を講じて熱中症が発生しないよう努めなければなりません。

 厚生労働省「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」については、
 厚生労働省> 政策について> 分野別の政策一覧> 雇用・労働> 労働基準> 安全・衛生
 > STOP!熱中症 クールワークキャンペーン(職場における熱中症予防対策)


 警備業における熱中症の発生件数及び事例については、
 警備員の道 > 警備業 >警備業の安全衛生と労働災害
 > 熱中症による労働災害の発生状況
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