2021年12月10日 国土交通省は、令和4年度建築保全業務労務単価を公表。  

 全国平均 
 ・警備員A 14,610円 430円増(+3.03%)
 ・警備員B 12,470円 370円増(+3.06%)
 ・警備員C 11,030円 330円増(+3.08%)
 全国平均で3区分全てが増加となりました。
 労務単価の推移としては、警備員Aで6年、警備員Bで9年、警備員Cで11年連続での増加が続いています。
 新型コロナウイルス感染症による影響。並びに東京オリンピック等の終了により労務単価の据え置き又は下落も予想されていただけに、順調に上昇が続き安心しました。
 しかし、経済活動では株高が高値水準で継続していますが、半導体不足による幅広い影響。新型ウイルス感染症も終わりが見えず、実体経済との乖離を感じる状況が未だ解消しているとは言えません。
 賃金上昇の政府方針があるとは言え、労務単価の上昇が今後どの程度良い影響を与えるかと言えば疑問が残るところです。

 警備業が上手くこの賃金上昇の波に乗り、待遇改善が進むことを期待したいものです。

 施設警備員の労務単価については、
 警備員の道 > 警備業
  >施設警備員の建築保全業務労務単価
関連記事
お役にたてましたなら、応援お願いします。 にほんブログ村 住まいブログ 防犯・防災へ

コメント

非公開コメント

フリーエリア