警備業における熱中症の発症状況は、
2021年速報値における業種別死傷者数65人、内死亡1人。
死傷者数で建設業128人、内死亡11人。製造業85人、内死亡2人。に次いでのワースト3位。
2021年の熱中症発症では40歳代の警備員が工事現場の道路上での交通誘導警備にて死亡しました。
警備業における熱中症死傷者数は、業界を上げての対策取組により、2018年の110人をピークに減少傾向にあります。
しかし、全体で見ると警備業の減少率は低く、一層の取組が求められています。
5月は夏季に比べると暑さは少ないものの、体が暑さに慣れておらず(暑熱順化が不足)熱中症の警戒が必要な時期の始まり。
対策品の導入や業務管理は勿論のこと、警備員自身が油断している5月には暑熱順化が不足を理解させた啓発が重要となります。
5月の急な暑さに遅れることなく対策が行われるよう、取組開始が急務となります。
熱中症の発生状況については、
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熱中症による労働災害の発生状況
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