夜の中学校プールで22歳男性が死亡 静岡県湖西市

 2023年9月1日午後9時ごろ、静岡県の湖西市立鷲津立中学校のプールにおいて男性会社員(22)が溺れ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
 死亡した男性は同校の体育館でバスケットボールをした後、無断でプールに入り友人と泳いでいた際に溺れたとみられています。
・発生日時
 2023年9月1日午後9時ごろ
・発生場所
 静岡県湖西市の市立中学校のプール
・プールの概要及び状況
 同校の体育館でバスケットボールをした後、友人と2人でプールに無断で入り泳いでいる際に溺れたとみられる。
・要救助者
 会社員の22歳の男性
・容体・事故概要
 意識不明の重体となり、搬送先の病院で死亡が確認された。

 本件の事故について、警備会社の関係者である管理人としては夜間で無断でプールに入水した点に注目されます。
 夏場、夜間等の施設管理外に無断でプールに入水する事案は多く、施設では施錠などの侵入防止の措置を実施しています。しかし、屋外プールではフェンスを乗り越えるなどしての侵入が後を絶ちません。
 このため警備会社では施設が費用を投じて依頼して夜間などの巡回(見回り)を実施している施設も多くあります。

 営業時間外等の無断侵入では、不法行為であるだけでなく安全管理などもないため、万が一の時には大きな事故となります。
 事故発生により犠牲者がある場合、本来は純粋に悲しむべき案件です。しかし、不法侵入による事故となると施設に多大な迷惑をかけることになり、残された家族も相応に大変な思いをすることになります。
 おそらく当事者深く考えることなく、安易に行った行為かと思います。
 しかし、その行為(プール等の不法侵入による利用)は、単に危険なだけでなく、どのような影響をあるかを知り、軽率にこのような行為が行われれることがないよう知ってもらいたいものです。

 末筆ながら亡くなった男性のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
 また、今回の事故は民間施設ではなかったことから、残されたご家族が心安らかに喪に服せるよう取り計らって貰いたいと切に願い、同様の事故が決して繰り返されないよう祈るばかりです。

 報道された主なプール事故は、
 プール監視員の道 > プール監視の事故と歴史 > 水難事故の発生件数
 > 2023年(令和5年)プール事故事例の一覧
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