表彰という喜ばしい内容に水を差すようで非常に申し訳ないです。
雑居ビルという閉鎖された空間で、中に犯人がいるとわかって内部に単独で入る。
その大きなリスクに対して、所属する警備会社(㈱にしけい?だったかな。違っていたら申し訳ない。)の警備員の安全確保に大きな懸念をもちます。
警備員の独断先行。警備会社の指示。
どちらにせよその行為にどれほの危険があったのかの議論も必要です。
実際に単独で内部点検を行い、警備員が受傷する事故・事件が起きています。
とある警備員指導教育責任者の会社でも似たような内容により警備員が危険にさられた事件もあります。
警備業界全体として、
世間が望む期待される警備員として大きなリスクを抱えるのか?
サービス業として、一線を隔てた業務に徹底するのか?
意識の統一が必要です。
前者(リスクを抱える)のためには、警備業法15条の改正を含めた業界として活動が望まれます。
世間(顧客)は、犯人逮捕等の前者の活躍を求めており、その期待に応えるために本件のような現場での無理な行動によるアンバランスなリスクの慣行があります。
勇気ある。期待される警備員の行動に対して、正当に評価が与えられる。
また、過剰なリスクなく業務が維持されるように制度改正を期待したいですね。
追伸:
現在の業界の情勢として、国の治安は改善傾向にあります。
このためここで望む制度改正が実現する見込みはありません。
平成16年の警備業法改正の時の方が、治安が悪く改正の期待感が大きかったんですけどね・・・
警備業界関係者としては治安が改善されるのも考え物です。でも世間的にはいいのか。
元記事(外部リンク):警備資料
http://takayawander.at.webry.info/201101/article_84.html
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コメント
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2011/03/08 23:30 by NONAME URL 編集