<ここからは、>
ホームページに紹介した統計データの機械警備業務の推移に関して、業界関係者から見た極めて個人的な見解です。
当然、実態と異なるかもしれませんので悪しからず。
・機械警備業者の推移に関して
平成14年 911者をピークに警備業者数は減り続けています。
ちょうどこの頃に主要な法人事業所等に対する機械警備契約が飽和状態となり、警備会社間の機械警備料金に関する値下げ競争が激化したころであったと記憶しています。
元来、機械警備の警備開始には設備等の初期投資が大きく、開始時点では持出し(赤字)です。
しかし、長く警備契約を行うことで初期投資を回収し、長期的な利益を獲得できることを最大のメリットとしていました。
値下げ競争の激化から、各社合理化が行われました。
この合理化(コストダウン)に対応できない警備会社では、採算見込みが取れないところまで競争が進みました。
この結果、既存の顧客を提携する警備会社への譲渡等により、機械警備業務の分野から撤退する警備業者があらわれたことにより、減少に転じたと思われます。
また、警備業法の改正も機械警備業務の分野から撤退する要因の一つになっているかと・・・
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